無花粉ヒノキ

無花粉ヒノキはなぜ必要?

花粉症は、植物の花粉によって引き起こされるアレルギー症状ですが、日本ではスギ花粉症が最も多くの患者数を占めています。また、スギよりもやや遅れて花粉の飛散が始まるヒノキについても、造林地が多い地域などでは花粉症の原因となっています。

無花粉ヒノキ(愛称:”丹沢森のミライ”)とは?

無花粉ヒノキとは花粉を全く生産しないヒノキ(両性不稔:平成25年秋確認)で、さし木により神奈川県で生産に取り組んでいる花粉症対策苗木です。

 神奈川県は、平成24年春に全国で初めて無花粉ヒノキを発見し、令和4年3月15日に品種登録(神奈川無花粉ヒ1号)、令和4年10月11日に商標登録(丹沢 森のミライ)されました。苗組では許諾契約を結んで、令和元年度からさし木で苗木生産を開始し、令和3年春に初出荷しました。

 令和5年春の2年生本数は、662本です。今後、苗木認定後に、植樹祭や成長の森に植栽予定です。


無花粉ヒノキ(さし木)の販売量などについて

年度 R3 R4 R5
販売数量(本) 317 80 662【2年生本数】✖