無花粉ヒノキはなぜ必要?
花粉症は、植物の花粉によって引き起こされるアレルギー症状ですが、日本ではスギ花粉症が最も多くの患者数を占めています。また、スギよりもやや遅れて花粉の飛散が始まるヒノキについても、造林地が多い地域などでは花粉症の原因となっています。
無花粉ヒノキ(愛称:”丹沢森のミライ”)とは?
無花粉ヒノキとは花粉を全く生産しないヒノキ(両性不稔:平成25年秋確認)で、さし木により神奈川県で生産に取り組んでいる花粉症対策苗木です。
平成24年春に全国で初めて無花粉ヒノキを発見しました。現在は、県が品種登録を出願中(神奈川無花粉ヒ1号)で、苗組では許諾契約を結んで、令和元年度からさし木で苗木生産を開始し、令和3年春に初出荷しました。
令和4年の生産見込は、180本を見込んでいます。成長の森に植栽予定です。
無花粉ヒノキ(さし木)の生産量について
年度産 | R3 | R4 |
生産量(本) | 152 | 180(見込数) |